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下屋根の塗装工事

以前コロニアルへの塗装工事をブログにあげたのですが、途中の工程写真が何にもなかったので今回は途中経過が分かるよう書いていきたいと思います。

ここの屋根は何十年も手付かずでみずごけが発生していたり塗膜がなくなり素地が見えていたりと塗り頃を過ぎている状態でした。まずは高圧洗浄とたわし等で汚れを落としていきます。コケを落とさないで塗装する方もいますが長持ちさせるためにはここで汚れ落としを頑張らないと塗装の劣化が早まります。

コケが全面に生えているコロニアル屋根
なかなかびっちりと汚れが張り付いていました。
コケを落としたコロニアル屋根
機械と手動でだいぶ汚れが落ちました

ようやく下塗りに入るのですが本来下塗りは1回です。が、これだけ塗膜がなくなっていると下塗り材が塗ったそばから吸い込まれていきます。これでは下塗りをしてないのと変わりません。

なので2回、3回と濡れた状態や飴色になるまで下塗りを塗っていきます。

1回目の下塗りを吸ってしまったコロニアル屋根
1回目。これでは下塗りの意味がありません
飴色になって下塗り完了
ここからまだ少し吸い込みますがこのぐらいが中塗りを塗れる目安です

ここから上塗りの1回目(全体の2回目)上塗りの2回目(全体の3回目)を塗っていきます。

2回目の塗装中のコロニアル屋根
2回目を塗る時が一番分かりやすくて楽しい時間です
2回目と3回目のコロニアル
3回目は分かりにくいのでアップに。右が3回目

無事に仕上がりました。コロニアル・カラーベストは既存の塗膜がなくなると下塗りの回数が増え工事金額に影響する事がありますし仕上がりにも影響します。適切な時期に塗り替えを行えば長持ちさせたり金額を抑えたりとメリットがあるので定期的な点検をお勧めします。

ペンキ塗り替え完了した下屋根
ツヤも出て満足いく仕上がりになりました